2層の粒度コントロール
JHDC2016(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)
日本チャンピオンの佐藤昂太バリスタの大会動画です。
2つの異なる豆の粒度を組み合わせ、独自の理論を基に創られた抽出方法が印象的です。
【ポイント】
①ドリッパー内の下50%に粗めの粒度、上50%に細かめの粒度設定。
②全ての珈琲成分を引き出すために、縁を削ぎ落とすように抽湯。
①→下50%に粗めの粒度を設定する事により、お湯抜けをスムーズにし、過抽出を防ぐ効果があります。また、上50%に細かめの粒度を設定する事により、1種の粒度だけでは出せないポジティブなフレーバーを表現でき、より美味しい仕上がります。
②→従来の淹れ方では、ドリッパー内の縁まではお湯を注がず、中央付近で抽湯します。珈琲成分を余す事なく旨味を引き出すために、あえて縁までお湯を注ぎ中央に削ぎ落とすように抽湯します。それにより短時間でも美味しく淹れる事が可能になります。
ぜひ、ご覧になって下さい☆
コーヒーenjoy☆
エアロプレス日本チャンピオン
https://www.balmuda.com/jp/pot/brewing/003
ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ2015
日本一
ジャパンブリュワーズカップチャンピオンシップ2015 日本一
ワールドブリュワーズカップチャンピオンシップ2016 世界一
粕谷哲 バリスタのエアロプレスレシピです。
彼のレシピは、誰がやっても同じ味・クオリティを出せるようになってます。
バリスタというのは、誰がやっても美味しく淹れられるように提案できる事が仕事という信念を持っています。
ぜひ、ご覧下さい☆
手軽に美味しい淹れ方 ハンドドリップ
美味しく淹れるには、
4つのポイントだけ守れば
誰でも簡単にドリップすることが可能です。
①分量(豆量と完成した液体量)
②湯温
③挽き目
④時間
なぜこの4つを守るのでしょうか。
【理由】なぜ大事なのか。
①分量→濃度を調整するのに必要なのです。例えば豆量が多く、完成した液体量が少ないと濃くなり過ぎたりするのでバランスが大事なのです。
②湯温→味の出方が変わってくるのです。沸騰したての100℃近い熱湯で淹れると渋く苦いものになりやすいのです。90℃前後まで下げましょう。
③挽き目→味の出方が変わってくるのです。パウダー状のような細かさになるとお湯が詰まってコーヒーを抽出し辛いし、苦く渋く仕上がってしまいます。一般的には中挽きと呼ばれる細かさにします。
④時間→渋みやえぐみ、後味などに影響するのです。どんなに時間かけても3分は超えないようにしましょう。その時間を超えてから、美味しくない成分が出てしまう時間帯になります。
これの基本をしっかり守ってやれば安定して淹れる事が可能です。
下記の動画では。
①分量→豆15g/250cc
②湯温→90℃
③挽き目→中挽き
④時間→2分52秒
の条件です。
後は簡単に注ぐだけです。
その簡単な注ぎ方は下記の動画をご覧下さい☆
きっと美味しく仕上りますよ。
コーヒーenjoy☆
2017年チャンピオン
ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2017
優勝者の久保田洋平バリスタの大会動画です。
コーヒーを淹れる時、旨味成分を出しますが、同時に雑味やえぐみ成分も出てしまいがちです。
そこで、コーヒーに含まれる旨味成分だけを引き出す抽出があれば最高ではないでしょうか?
それを可能にしたのが、久保田バリスタの抽出方法です。
ポイントは3つ
①コーヒー粉の粒度を均一に
②注油の量/温度をコントロールする
③適切な蒸らしを行う。
なぜ、そのようなやり方なのか、ぜひ動画をご覧下さい☆
http://haru-coffee.seesaa.net/article/457070726.html
究極の蒸らし
ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2015
優勝者 高橋由佳さん
蒸らしにルールはありません。
彼女がプレゼンして印象に残った言葉です。
コーヒーを抽出するうえで大事な作業があります。
それは、『蒸らし』というコーヒー粉に少しお湯を含ませ30秒程蒸らす作業の事です。
これにより、コーヒー粉に含まれるガスが放出され、スムーズにコーヒーエキスを引き出す準備がなされます。
多くのコーヒー職人の方は、この蒸らしを30秒程時間をとっています。
この時間が、ガスを放出し粉が落ち着く時間帯だと考えられているからです。
優勝者の高橋由佳さんは、この蒸らしにルールは無く、コーヒー粉の状態に合わせた時間をとっています。
乾いたコーヒー粉にお湯を注ぎ、膨らみきって、少し凹んだら蒸らしはOK。
30秒過ぎようが過ぎまいが関係ありません。
ガスを放出する目的はもちろん、粉とお湯をたっぷり染み込ませ美味しい成分を引き出す目的で蒸らしています。
適切な蒸らしの後にお湯を注ぐ事により、粉の中に適度に残ったガスが放出され、それにより粉とお湯が全体に絡み合い美味しい成分が引き出されます。
このような『蒸らし』の工程が美味しいコーヒーを創り出す大きな役割りになっています。
詳しくはYouTubeをご覧下さい☆
コーヒーenjoy☆
はじめまして。
コーヒーは様々な淹れ方や考え方があります。
人それぞれ、十人十色。
なぜ、そのようなやり方なのか、解説しながら皆さんと共有しるブログです。
コーヒーenjoy☆